死に体 lame duck 2003 12 4

 ある新聞によると、
自民党実力者が、
「来年の参議院選挙が終われば、小泉内閣は死に体だ」と言ったとされるが、
今でも、政治の混迷ぶりを見れば、すでに、死に体となっている。

(自衛隊派遣問題)
 これは、公明党の意向を無視しては決められらない。
公明党は、創価学会の意向を無視しては決められない。
つまり、自衛隊派遣問題は、創価学会が、どう考えるかで決まる。
 もし、自衛隊をイラクに派遣するならば、
自衛隊に、テロ対策の装備をさせる必要がある。
今のままでは、人道支援の自衛隊をイラクに派遣すると、
自衛隊員の命は、いくつあっても足りない。
 イラクで、アメリカ兵が襲撃されても、大きなニュースにはならないが、
自衛隊が襲撃されて、死者が発生すれば、世界的に大ニュースとなる。
だから、テログループは、自衛隊に、標的を絞る可能性がある。
 そういう事態が、可能性として、非常に高いので、
護衛の部隊として、陸上自衛隊の精鋭部隊を派遣して、警護に当たらせる必要がある。
 また、爆弾を積んだ自動車に突っ込まれたら、どうにもならない。
自動小銃などの装備では無意味となる。
対戦車ミサイル等の重装備が必要である。
 さらに、戦車も持ち込む必要がある。
戦車を、爆弾を積んだ自動車に対する防御盾として使い、
あるいは、戦車を、テロの対する抑止力として使う。

(道路公団問題)
 これは、いくら、本の表紙を変えても、
本の中味を変えないと意味がないという見本となっている。
 本が売れなくなると、本の表紙を変えて、販売の建て直しを図るが、
売れなくなった本は、表紙を変えても売れない。

(年金問題)
 これは、公明党の意向を無視しては決められらない。
公明党は、創価学会の意向を無視しては決められない。
つまり、年金問題は、創価学会が、どう考えるかで決まる。












































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